研修報告ブログreport

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☆歯科衛生士院内研修報告☆

今回は、歯科衛生士に求められることについて学びました。

知識・技術・コミュニケーションなどいろいろありますが、中等度の歯周病の改善、その後も状態を維持できる人、早期発見ができる人と教えていただきました。

そのなかで、歯周病の感染は体のコンディションがほぼ占めているので、事前にしっかり体のコンディションと歯周病について説明しておくことが大事であることを学びました。

他にも、歯周組織の絵を書いて構造を理解し、患者さんに説明するときに説明しやすいように勉強しました。まだまだ理解できていなかったところがあったのでしっかり忘れずにしておきたいです。

最後に歯牙解剖し、プローブ(歯周ポケットの深さ測定に使用する器具)での歯石の探査の仕方を教えていただきました。

自分自身もまだ歯の根の分岐部の形態を完璧に理解できていなかったので勉強したことを今後に生かしていきたいです。


☆院内研修報告☆

今回は院内を良くする為と患者さんにより満足してもらえるためのプロジェクトの発表から行いました。

6月~12月の間、グループに分かれて、それぞれがリーダーとなりプロジェクトを進めていきます。

今回は進め方や改善点などをご指導いただき、具体的にどう進めていくかというところに各々改善点を見つけることができました。

それを行うことでどう良くなるのか?目的・期限・スケジュールなど、きちんと立てていたつもりでも取りこぼしがあったり、目的がはっきりしていない事などは共有してもやはり皆に伝わりにくく、次に向けての改善が必要なことが分かりました。

また発表後に質問も活発に行われ、皆でより良くしようという姿勢が見受けられました。

まだ今回のプロジェクトがスタートしたばかりなので、皆で協力しながらより良い医院作りを目指していきたいと思います。

プロジェクトの発表後はグループごとに分かれて、院内と患者さんに向けて何ができるか?必要か?とグループで話し合い発表しました。

今すぐに必要なことに気づけたり、前回話し合ったことを思い出したり、定期的な振り返りが必要だと思いました。

トリートメントコーディネーター 草壁


☆接遇研修報告☆

今回の研修では、マンダラチャートを用いた研修を行いました。



マンダラチャートとは、まず9×9のマスを作り、真ん中に「自分の成し遂げたいこと」を書きます。真ん中から1マス離れた8マスに「成し遂げたいこと」を達成するために必要な「要素」を書きます。「8つの要素」を得るために必要な「8つの行動目標」を書きます。「行動目標」にはより具体的な数値も記入していきました。

マンダラチャートはメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手も高校時代から活用していた目標達成シートです。マス目にアイデアを記入していくことで必要な項目の整理や可視化をすることができ、「目標が明確になる」「目標を達成するために必要なことがわかる」「コミットしなければいけないことが可視化される」などメリットがあります。

私はマンダラチャートを書くのは今回が初めてでした。最初はなかなか全てのマスを埋めるのは難しいかなと思っていましたが、大谷翔平選手が書いたものを参考にしたりグループで話し合いながら行うことで書くことができました。真ん中の「成し遂げたいこと」の内容は仕事に関することを書きましたが、必要な要素を書いていくと人間性などの内面やプライベートの生活を充実させることにも繋がっていると感じました。

今回マンダラチャートを記入してみて、改めて今の自分が思っていることや必要なことが明確になり、書き出して可視化させることは大切だと感じました。また、皆が考えていることも知ることができて良かったです。

目標達成にむけて、今回記入したマンダラチャートを有効に活用していきたいです。

歯科衛生士 森本澄香


☆歯科衛生士院内研修報告☆

今回の研修は、新人さんが当院に来られて初めての研修だったので衛生士業務についてお話していただきました。



新人研修の目的は先輩のサポート下で安心安全に業務を行えることです。実際、当院でも研修中の3か月間の間は、先輩のサポートの中、研修を進めていきます。このような環境がある場所は、新人さんにとって成長しやすい環境だと感じました。

衛生士のミッションは、口腔状態の維持安定をサポートすることです。しかし最近、歯がない方でも違う所の筋肉を使い食べる力を補いながら食べていることに本当にそれでいいのかと問題とされてることもあるみたいです。歯医者には、痛くならないと来られない方も多いので自分の口腔内を理解していただくために来院してもらうことが重要だと改めて感じました。メインテナンスとSPTの違いも改めて学び、メインテナンスとは、治癒した歯周組織を長期的に維持する事を言い、SPTとは、問題は残っているものの病状安定になっている歯周組織を持続的な歯周組織で維持していくことをさします。やはり患者さんにはSPTに該当する患者さんが多いので私たち衛生士のサポートが重要だと感じました。

そして衛生士として、ケアするうえで1番大切な事は、患者さんの来院の継続です。スケーリング後、4~11週程度でポケット内の細菌は起こり、3~6か月で元の状態に戻り悪化しリバウンドすると言われてます。なので衛生士として関わらせていただいた初診の方から自分の患者さんまで定期検診に来ていただく重要性を伝えていく必要があると感じました。

今回の研修を受けて、衛生士としての意識や患者さんへの伝え方を改めて学ぶことができたので引き続き気を引き締めて取り組みたいと思いました。

歯科衛生士  高市 佳奈


☆院内研修報告☆

今回の研修では、当院で行っている各プロジェクトの成果報告及び、次回のプロジェクトを進めていくにあたってのポイントを教えていただきました。



まず、各プロジェクトの成果報告ではそれぞれのプロジェクト担当者が、6カ月にわたり進めてきた内容(1カ月ごとの目標)について達成できた内容・達成できなかった内容及びその理由などについて発表しました。

順調に進んだプロジェクトもあれば、思うように成果の出なかったプロジェクトもありました。

成果報告の後は、今期のプロジェクトを進めていくにあたっての計画の立て方、計画を立てるために必要な情報をまとめるロープレを行いました。

計画を立てるためにまず、そのプロジェクトの目的や、どういった経緯があってプロジェクトが発足したのか、対象者は誰か、プロジェクトを行うことによって得られる効果、最高目標・中間目標・最低目標はいくつか(数字で表せる場合)など、細かく考えていきました。

ただ漠然と「こういうことをすれば良くなるのではないか」で期限を設けて進めるのではなく、どうしてそれが必要なのか、期待できる効果はなにか、など一つの大きな目標に対して内容を細分化していくことが確実に目標を達成して医院をより良くし、患者様に満足していただくためには必要だということを学びました。

これまでのプロジェクトでも、細かい目標設定はありましたが、より細かく内容について考えることで、さらにしっかりと進めていくことができるのではないかと思います。

歯科衛生士  川合 祐紀子