歯科衛生士院内研修報告
今回の研修では、実際の症例を見ながら話し合いを行いました。
レントゲンや口腔内の写真を見て、どういった点がむし歯や歯周病のリスクに繋がっているのかを検討し、どのようなケア、サポートが必要かを考えました。
むし歯や歯周病のリスクというと、「歯磨き」「磨き残し」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、実際には汚れは少ないのに歯周病が進んでしまっている、むし歯がたくさんある、という方もいらっしゃいます。
今回の症例ではかみ合わせの影響が大きく出てしまっている状態だったため、改善には矯正やナイトガードが必要と考えられました。
他にも口腔習癖や遺伝、生活習慣など様々なものがむし歯や歯周病のリスクに影響していることがあります。
自分のリスクは何なのか、を知るためにもぜひ皆さんも歯医者さんで定期検診を受けましょう。
歯科衛生士 川合祐紀子