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研修報告ブログreport

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☆院外研修報告☆

今回の研修では、クレーム・ヒヤリハットについて勉強しました。



安全な医療を提供するために、重大な事故は未然に防ぐ必要があります。

重大な事故が起こるのには、ハインリッヒの法則があると言われています。このハインリッヒの法則とは、1の重大な事故の背景には29の軽微な事故と300のヒヤリハットが存在するという法則です。よってこの1つ1つの小さなヒヤリハットを対策することが、安全管理の基礎になるというわけです。

医院内で日々診療している中で、ひやっとする出来事はたくさんあると思います。器具のコードが長くつまずきやすい、薬品名が似ていて間違えやすい、など一歩間違えれば重大な事故につながりかねないことは院内全員で把握し、対策していく必要があります。

今回の勉強会でそういったひやっとする内容をスタッフ全員で共有できるように新たなノートを作ることにしました。
これを利用して、安全に歯科治療を提供できるようにしたいと思いました。

歯科医師 滝元 智香子


☆接遇研修報告☆

今回の研修では当院の接遇について学びました。



まずは現在の状態の改善点(フィードバック)。

・普段使用している何気ない「大丈夫ですか」「すみません」などどのような場面でも使用できることからあまり使用しないようにと指摘を受けました。

(例)物を拾っていただいた→「すみません」
人にものを借りる→「すみません」 など

「すみません」ではなく意味のしっかり伝わるものにする

(例)物を拾っていただいた→「ありがとうございます」
人にものを借りる→「お借りします、ありがとうございます。」など

・何かを勧めるときは自信を持つ
(現在)もしよろしければ→(改善)ぜひ

その他にもありましたが、改めて正しい敬語を学びなおしました。



学生の時に学んだ敬語の種類を教わりましたが、すっぽりと学生時代の知識が抜け落ちていたので、学びなおしの大切さを再度認識しました。やはり敬語は難しく、少しの言葉の間違いで意味が違ってくるのでしっかりと今後も学び、当院の接遇力向上に努めていきたいと思います。

歯科衛生士 茂野 祐里奈


☆院外研修報告☆

今回の研修ではMRC矯正の利点についてスタッフ全員で考えて話し合いました。



MRC矯正は患者様にとってどのような良いことがあるのか、またどのようにお伝えすればわかりやすく理解し、お伝えすることができるのかを話し合いました。

当院ではお子様の歯並び治療に、以前は取り外し式のプレートや固定式の装置を使用した拡大矯正をさせていただいておりましたが、今年から「MRC矯正」というマウスピース型の矯正装置を使用しながらお口の周りの筋肉を鍛えることで、お子様の歯並びを治療する矯正へと変わりました。まだまだ知られていない矯正ではあると思いますが、より健康な発育を促すことができる今までにない大きな利点のある矯正なので、どのようにお伝えすれば少しでも多くの方にご興味を持っていただけるか、わかりやすく伝わるかを考えまとめました。

MRC矯正がどのような矯正なのか待合室のモニターにもわかりやすく映像を流しておりますので、ご興味のある方は是非ご覧くださいませ。そしてさらに話を聞きたい、相談したいという方はお気軽にお問合せくださいませ。

歯科助手 北山まい


☆海外研修報告☆

9月に参加したイタリア研修では、コルテリーニ先生より歯周病の最先端治療について講義を受けました。



コルテリーニ先生は保存できないと判断されるような歯も積極的に保存し、良好な治療結果をあげていらっしゃる先生です。



良い結果を残すためには、診査診断をしっかりと行うことはもちろん、治療に入る前の基本的な治療を行ったうえで再評価を行い、その人自身の治癒力でどこまで回復してくるか、そして患者さん自身が本当に治療を受けたいと思って歯間ブラシ、糸ようじなども併用して歯磨きをきっちりと行うことができるかの判断が大事であることを再認識しました。

  

また、身体が治す自然治癒力も有効に利用し、必要な時間を待つことが非常に大切だということを学びました。

今回の学びをいかして患者さん自身にもご協力いただき、医院全体で歯周病治療に取り組んでまいります。

院長 稲田展久


☆院外研修報告☆

今回の研修では「コーヒーカップ理論」をテーマに学びました。


「コーヒーカップ理論」とは、同じコーヒーカップ(対象)を見ていても、立場・視点がちがうとWIN-WINになりにくい。なので、WIN-WINになるためにはどうすればいいのか?を考え、ロープレしました。

コーヒーカップ理論には以下の3つのパターンがあります。

①プロダクトアウト発想・・・相手を自分の方へひっぱってくる

②手変え品変え発想・・・コーヒーカップを回す

③WIN-WIN顧客思考・・・自分が相手側へいく

普段、自分は相手に対して、どのようなタイプなのかと考えました。
まずは、自分が相手の立場になって物事を考えないといけないと思いました。そうする事で、相手が今何を求めているのか、どうしてほしいのか・・・などが分かり合えるのではないかと思いました。

ロープレをしてみて、相手の事を考えながら伝える事は大変だと感じました。こちらがいいと思って伝えても、相手が求めていなければ、WIN-WINにはならないと思いました。

今回の研修では、相手の事を思いやって伝えることの大切さを学びました。

学んだことを日常から、しっかりと自然にできるような人になりたいです。

歯科助手 春山 真理