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歯はどうやって生えてくるの?

歯がどうやって生えてくるか、ご存じですか?

歯はあごの骨のなかにできた「歯の種」(歯胚)が育ったものです。

歯の種はまず歯の頭(歯冠)を作り、最後に歯の根っこ(歯根)を作ります。

 


なので、歯の頭が歯ぐきからで始めた頃は、根っこはまだ短くてできかけです。

しかし、根っこがグングン伸びるエネルギーで、歯は外に向かって頭を押し出しているのです。

歯が生えるのも、歯根ができるときのパワーのおかげです。


 


永久歯は、歯根ができるときのパワーで乳歯を押し、乳歯の歯根を溶かしながら歯ぐきのほうへと骨の中を進みます。ロケットが噴射のエネルギーで動くのと同じような仕組みです。


歯ってたくましいですね!


子供の口臭について

お子様の口臭について、ご相談を受けることがあります。


原因として考えられるものは、


①口呼吸


口で呼吸をすると口の中が乾燥して唾液が少なくなります。唾液に含まれる免疫成分がなくなるため、口内の抵抗力も落ちてしまいます。口臭の原因になる舌苔が増えたり、口内炎などもできやすくなります。


ちなみに鼻呼吸をすることで外気のゴミや細菌を鼻粘膜で食い止められるのですが、口呼吸の場合だとシャットアウトできないので風邪もひきやすくなります。



②磨き残し


歯がきれいに磨けているかどうかご確認ください。歯と歯の間などに磨き残しがある場合が多いので、歯磨きのチェックを歯科医院で受けましょう。


             


③虫歯


虫歯が治療されずに放置したままになっていないかどうかご確認ください。


穴のあいた部分にプラークや食渣が付着している場合があります。お子様が歯の痛みを訴えないからといって虫歯がないとは限りません。歯磨きのチェックとあわえて虫歯チェックも定期的に受けるようにしましょう。


            


以上、口臭の代表的な原因についてご説明いたしました。


これらの原因がないか、一度ご確認ください。原因が見当たらない場合は、しばらくすればなくなることも多いので、様子をみてください。


ホワイトニングの後戻り予防について

ホワイトニングで白くなった歯はとても美しく,キレイで素敵な口元は魅力的ですね。

せっかく白くなった歯の色が後戻りすることなく、できるだけ白い歯を保ち続けるには、いくつかポイントがありますので、ご紹介させていただきます。


①セルフケアを気を付ける。


歯に着色しやすい飲食物(コーヒー、紅茶、お茶、赤ワイン、カレーなど)や、タバコ(ヤニ)などを頻繁に摂取される方は、色の後戻りもしやすいですが、丁寧な歯磨きで日々の歯の汚れを落とし、さらに着色除去に効果がある、当院オススメの美白歯磨き粉『ブリリアント・モア』を併用して使用して頂くことで、ホワイトニングの後戻りを予防することができます。



②定期的に歯科医院でメインテナンスを行う。


当院では3ヶ月に1回の定期健診で、歯石除去や着色除去を行いその際に、担当歯科衛生士がホワイトニングの色の変化を確認します。



☆すでにホワイトニングをされている方や、今後ホワイトニングをやってみたいとご興味のある方も安心してホワイトニングを受けていただけるように、それぞれの患者様に合った方法を歯科医院で相談されることを、おすすめ致します。



子供のむし歯の特徴

子供の約6割がむし歯の経験があるということをご存知ですか?

子供のむし歯の特徴は・・・

①むし歯になりやすい

子供の歯がむし歯になりやすい理由として、砂糖を含んだ飲み物やお菓子を好むこと、また自分自身で歯磨きが行えなかったり、歯磨きをしていても不十分であることがあげられます。

 

②1~2本だけでなく、上下左右とむし歯ができることが多い



③むし歯の進行が早い  

乳歯は、永久歯に比べてエナメル質がうすく、酸に弱く、やわらかいという特徴があります。

このため、むし歯になると進行がはやく、短期間で歯の神経の部分まで達していたということが多いです

④むし歯の進行に気づきにくい

痛みがあっても気づきにくく、知らない間にむし歯が大きく進行してしまうことが多いです

⑤むし歯が歯と歯の間にできやすい

3歳までの子どもは、上の前歯がむし歯になりやすく、とくに歯と歯の間や歯のつけ根部分が要注意です。

3歳をすぎたら、奥歯のかみあわせの面や奥歯の歯と歯の間に注意しましょう。

いい歯の日1


虫歯は遺伝する?

こんなことを耳にすることがございますが、これは間違いです。

歯の形や歯の質などが遺伝することはありますが、両親がどんなに虫歯が多くても、生まれたての赤ちゃんには虫歯菌はいません。

ではどこから虫歯菌はやってくるのでしょう?

虫歯菌は正確には遺伝ではなく、人からの感染です。子供の為にしていることが、逆に子供の虫歯を作ってしまうかもしれないのです。

感染の主な原因は・・

過度なスキンシップ

赤ちゃんを見ていると可愛くてついついキスをしてしまいたくなりますが、これは口から口へ虫歯菌が感染する原因となってしまいます。

 

スプーンやお箸の共有

これも食事の際にやってしまいがちな行動ですが、これは大人が使用したスプーンやお箸から間接的に虫歯菌が感染する原因になります。

 

食べ物の口移しや噛み与え

大きな食べ物や硬い物を食べやすいようにと親が柔らかく噛み砕いてから食べさせたり、熱い食べ物の温度を口で確かめてから与えるなどこれも虫歯菌が感染する原因となります。

 

これらの行動は、子供のためにと行ってしまうものですが、そのことが逆に子供の虫歯をつくる原因となってしまいます。

将来虫歯のリスクを高めない為にも母乳による免疫がなくなり、自分でつくる免疫機能が安定する1歳半から2歳半の期間は特に注意してあげると虫歯になるリスクは下げることができます。

どんなに注意していても、接触時間の多い親からの感染は少なからずあるため、身のまわりにいる大人の口腔内を清潔にしておくことも、重要な感染予防と考えられます。