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歯の色が変わった!?

歯科医院を受診される理由は色々とありますが、歯の色を気にされて来院されるケースは多いです。

歯が着色したり変色したりする原因は

①お茶やコーヒーなどに含まれる色素やタバコのヤニが歯に沈着

②神経を取る治療を過去に受けていたり、歯をぶつけたことで神経が死んでしまうなど、歯の内部からの着色

③むし歯

④歯の形成不全

などが挙げられます。

①の場合、歯ブラシで取るのは難しいので、歯科医院で専用の器具を使ってクリーニングをしたり、「ホワイトニング」といって専用の薬剤を使って歯の中の色素を分解することでぐっと輝く白い歯にすることが可能です。症状がないと、そのままにしてしまいやすいですが、歯の着色を取って歯が白くなると、ぐっと表情が明るくなるなど、歯の色って人の表情を作るうえで重要な役割を果たします

 

まずは着色の原因を知ることからはじめましょう!


むし歯って予防できる?

毎日歯を磨いているのに、どうしてむし歯になるんですか?というご質問をいただくことがあります。

むし歯は、お口の中の細菌が、食べ物や飲み物に含まれる糖質を分解して生み出す酸によってできます。この酸によって、歯を構成するカルシウムなどのミネラル成分が溶け出ることを「脱灰」といい、唾液中のカルシウムやリンが歯の表面に沈着して歯を修復させることを「再石灰化」といいます。

脱灰のサイクルが「再石灰化」のサイクルよりも優勢になれば歯が溶けてむし歯になっていきます。

 

つまり、お口の中の細菌を徹底的に除去すれば、「脱灰」は起こらず、むし歯になりません。

細菌を除去する最も効果的な方法は「歯磨き」です。

 

歯磨きをすることで、食べ物の残りカスに細菌が付着してできるプラーク(歯垢)を除去することができます。

 

わずか1㎎のプラークに、細菌が約300種、1億個も存在するといわれています。

 

歯ブラシだけで歯磨きをしていても、歯と歯の隙間の汚れは半分程度しか落とせていません。

 

歯磨きをしているのに、どうしてむし歯になるの?と思われる方は、もう一度、歯磨き方法の確認をおすすめいたします。歯と歯の隙間の汚れを落とすには、デンタルフロス歯間ブラシの併用がオススメです。

 

使い方がわからない、今までの使い方であってる?とご不安な方は是非、いなだ歯科で歯磨き指導をお受けください!