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乳歯の生え変わりについて

5~6歳ごろから乳歯が抜け始め、12歳頃にかけて永久歯へ生え変わります。



生え変わりの時期の乳歯はグラグラして仕上げ磨きがしにくかったり、お子さんも痛がったりと大変ですよね。

乳歯の生え変わりってどのように行われるのでしょうか?

永久歯の頭の部分が完成し歯の根の部分が作られ始めると、乳歯の根を溶かす細胞が現れ、永久歯の上にある乳歯の根は少しずつ溶かされていきます。乳歯の根が溶けていくと、乳歯はグラグラになり抜け落ち、永久歯が顔を出します。乳歯が抜けて永久歯が生えるまでには約3ヶ月かかると言われています。

身体の成長と同じように永久歯への生え変わりのスピードも個人差が大きく、お子さんによっては1年以上のずれがあります。男の子よりも女の子のほうが早い傾向があります。もしご心配な場合はレントゲンを撮影して永久歯を確認することもできますのでご相談ください。

生えかわりの時期に注意していただきたいことは、

①生えたての歯はむし歯になりやすいです。積極的にフッ素を使ってむし歯予防をしましょう。

生えたての歯は歯質が弱く、むし歯になりやすいです。また、磨きにくく、汚れが残りやすいです。永久歯が生え終わった頃にはすでにむし歯になっているお子さんも珍しくないので、仕上げみがきは念入りに、そしてしてフッ化物(フッ素)を活用して積極的にむし歯予防をしましょう。

②気になることがあれば受診しましょう。

乳歯は多くの場合自然に抜けるのを待っていれば大丈夫ですが、痛がって日常生活に支障がでる場合は、乳歯を抜いてもらうのも一つの方法です。また、乳歯とあきらかにずれた位置から永久歯が出てきたり、乳歯がゆれていないのに永久歯がはえてきたり、グラグラしている乳歯のまわりの歯ぐきが腫れているなど気になることがあれば受診しましょう。

③乳歯が抜けた後、永久歯がなかなか生えてこない時は半年様子を見て受診しましょう。

乳歯が抜けた後なかなか永久歯が生えてこない場合、多くの場合しばらく様子を見ていると生えてきますが、なかには永久歯がもともと足りない場合や、邪魔な歯(過剰歯)があるために出てくることができない、永久歯のはえる方向が悪いすき間が足りない可能性もあります。

半年様子を見て、永久歯が生えてこない場合は受診しましょう。



④癒合(ゆごう)歯の場合は注意が必要です

2本の歯がひっついている状態の歯を癒合歯といいます。



乳歯の癒合歯の場合、生え変わりの時期になってもグラグラしない場合があります。レントゲンで確認して自然に生え変わりが難しい場合は今後生えてくる永久歯の為に抜歯が必要になります。また、乳歯の癒合歯の下に、永久歯が2本ある場合と1本しかない場合があります。1本しかない場合は歯並びや噛み合せに影響がでる可能性があるため、矯正治療が必要になることもあります。

永久歯は乳歯の下で成長しています。いずれ永久歯に生え変わるからといって乳歯のむし歯を放置すると、その後に生えてくる永久歯の歯の質や歯並びに悪い影響を及ぼします。乳歯のむし歯もきちんと治療しましょう!

ご心配なことがあればお気軽にご相談ください。