歯はどうやって生えてくるの?
歯がどうやって生えてくるか、ご存じですか?
歯はあごの骨のなかにできた「歯の種」(歯胚)が育ったものです。
歯の種はまず歯の頭(歯冠)を作り、最後に歯の根っこ(歯根)を作ります。
なので、歯の頭が歯ぐきからで始めた頃は、根っこはまだ短くてできかけです。
しかし、根っこがグングン伸びるエネルギーで、歯は外に向かって頭を押し出しているのです。
歯が生えるのも、歯根ができるときのパワーのおかげです。
永久歯は、歯根ができるときのパワーで乳歯を押し、乳歯の歯根を溶かしながら歯ぐきのほうへと骨の中を進みます。ロケットが噴射のエネルギーで動くのと同じような仕組みです。
歯ってたくましいですね!