歯ぎしり・食いしばりについて
就寝中の歯ぎしりをご家族から指摘されたことはありませんか?
お仕事中など無意識に歯をぐっとくいしばっていることはありませんか?歯ぎしりやくいしばりは無意識に行われているため、多くの方は自覚がありません。
本来、上下の歯は食事の時と、つばを飲み込む時にだけ接触し、それ以外の時には接触していません。1日のなかで上下の歯が噛みあっている時間はトータルしても15分程度と言われています。
歯ぎしり・くいしばりは、日常的に強い力が加わり続けることで歯に過剰な力がかかってしまい、歯やその周りの組織を傷めたり、詰め物が繰り返し取れてしまうなど、治療後の経過にも影響を与えてしまいます。
このようなことはありませんか?
①歯が磨耗して平らになっている
②歯にヒビが入ったり、歯の根元部分がくさび状に欠けている
③歯がしみる
④歯がぐらぐらしている
⑤歯が割れてしまい、歯を抜いたことがある
⑥被せ物や詰め物がよくとれる
⑦肩こり、頭痛がある
このような症状がみられる場合、その背景に歯ぎしり・くいしばりが原因している可能性があります。
歯ぎしり・くいしばりの原因として、ストレスの影響が大きいと言われ、治療には、心身のリラックスとマウスピースを装着するなどの力のコントロールが必要となります。
是非ご相談ください。