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歯の感覚について

さぬきうどんをはじめ、麺類のおいしさは麺のこしにあるといわれています。


は、私たちはどうやって、それを感じているのでしょうか?


食べ物のおいしさを味わうとき、味を区別するのは味覚という感覚ですが、歯ざわりというのもなかなか大切なものです。宇宙飛行士の食事も、チューブに入ったペースト状のものから形のあるものに変わりましたね。これは、柔らかくてかむ必要のない歯ごたえのない食事では、食べた気がしないからでしょう。 


歯ざわりとか歯ごたえという感覚は、歯の感覚と、咀嚼筋(かむための筋肉)の感覚から成り立っていると考えられています。 


この場合の歯の感覚とは、むし歯になったとき、痛く感じる感覚とはまた別のものです。そして、歯の感覚は、歯の表面のエナメル質で感じるのではなく、歯の根の周りをおおっている歯根膜の、圧力を感じるセンサーで感じます。 


 


うどんが歯に当たったことは、歯根膜のセンサーが知覚し、そのときの咀嚼筋にかかる力を、筋肉のセンサーで知覚します。それらの情報が大脳のコンピューターで総合的に判断されて、うどんのこしがわかると考えられています。 


では全部歯がなくなった総入れ歯の人の場合はどうなるのでしょうか。この場合、入れ歯を支える歯肉のセンサーが、歯根膜のセンサーの代わりをすると考えられていますが、感度が悪くなるようです。 


食べ物をよりおいしくいただくためにも、歯を健康に保ちましょう。


丈夫な歯を育てるために必要な栄養素

丈夫な歯を作るためには、栄養バランスのよい食事が何より大切です。


歯の表面を作っている主な栄養素はカルシウムですが、その土台はたんぱく質でできています。これらがうまく働くためには、ビタミンA、C、Dが必要です。


永久歯がはえた後でいくらカルシウムをたくさんとっても歯を強くすることは出来ませんので、乳幼児期からこれらの栄養素をバランスよくいろいろな食品からとるようにしましょう!


たんぱく質:歯の土台を作る


例)牛乳・乳製品   卵    大豆・大豆製品


 ☆ビタンミンA:歯のエナメル質を強化します


例)ほうれん草    かぼちゃ         うなぎ


 ☆ビタミンC:歯の象牙質の形成を支えます


例)みかん      ブロッコリー      じゃがいも


☆ビタミンD:カルシウムの働きを助ける


例)鮭        さんま         しめじ


 ☆カルシウム、リン:歯の石灰化を助ける


例)ヨーグルト      チーズ         ひじき


また、虫歯予防に効果のあるフッ素は、食品からもとることができます。歯科医院でのフッ素塗布に加えて日常の食事にもフッ素を多く含んだ食品を取り入れましょう!


例) 緑茶        紅茶           わかめ


6歳臼歯はとても大事!

6歳臼歯は6歳前後に生えてくるのでこのように呼ばれます。


6歳臼歯は、一番最初にはえてくる永久歯で、他の永久歯が正常に並ぶための指標であり、この歯の位置で歯並びやかみ合わせが決まります。


ところが、6歳臼歯は完全に生えるまでに数年かかるため、その間歯ぐきがかぶさった状態で歯のまわりに汚れがたまりやすく、またかみあわせの溝の形態が複雑で深いため、お子様自身できれいに磨くことは難しいので、むし歯にならないようにするためには、保護者による仕上げ磨き歯科医院での継続的な管理が必要になります。


<仕上げ磨きのポイント>


はえかけの時期は、乳歯用の歯ブラシではしっかり磨けないので、ワンタフトブラシの併用がオススメです。磨きにくい部分にしっかりとフィットします。



<ワンタフトブラシ>


<歯科医院での管理>


①磨き残しのある部分をプロフェッショナルケアできれいに除去します


 


②シーラントを行う


シーラントは、複雑な形態のかみあわせの溝を樹脂で物理的に封鎖することで形態を単純化して  むし歯になりにくくするむし歯予防法です。シーラント処理をしたからといって歯のケアをしなくても虫歯にならないわけではありませんので注意が必要です。また、永久的な処置ではないため、脱落していないか、定期的にチェックを行う必要があります


        


「1本ぐらい歯が抜けても大丈夫」と思っていませんか?

「ここの歯は抜けてしまったけど、別に生活に特に支障もないし良いか...」
 
「今、ちょっと忙しいし、お金もないし、に抜いたままにしておいても痛みもないからしばらくはこのままでも良いかな...」
 
「今まで、痛かった歯をやっと抜いてもらえた。せいせいした!」


と言って、歯を抜いたままにしてしまう方が少なからず、いらっしゃいます。歯が1本ぐらい抜けても大丈夫。とほったらかしにしておくと、両隣の歯が倒れこんできたり、(傾斜)もともと咬んでいた、反対側の歯が伸びだしてきます。(挺出)

 

食べかすや歯垢が残ったままですと虫歯や歯周病になるリスクがかなり高くなるため、次に隣の歯が抜けてしまう可能性が高くなってきます。



また、歯は咬む力が加わったとき、一本だけで支えているわけではなく、隣の歯にも力を分散させて支えているため、一本でも抜けるとうまく力を支えられなくなってきます、歯が動いたことで全体の噛み合わせのバランスも悪くなるのです。


 

機能的な事だけでなく見た目にも、噛み合わせとなる反対側の歯が伸び出してくることで歯が長く見えたりそれにより歯の根っこが露出するので知覚過敏を引き起こすこともあります。



これらの事が起きる前に歯が無くなったときにはできるだけ早めにその後の治療を受けましょう。


糖尿病と歯周病の関係

糖尿病と歯周病は密接に関連してるってご存知ですか?

食べ物に含まれるブドウ糖は体内に取り込まれると、エネルギーとして利用されます。糖尿病とは、血液中のブドヅ糖の濃度を調整するインスリンが十分につくられなかったり、インスリンを利用する働きが低下するために、血糖値が異常に増加する疾患です。このような状態が続くと様々な合併症を引き起こします。

糖尿病によって、体を感染から守る細胞の働きが落ち、感染症にかかりやすくなったり、末梢血管の循環が悪くなって傷が治りにくくなることなどから、糖尿病の人は歯周病に罹患しやすく、また重症になりやすいことが報告されています。




  


また、その他にも、虫歯になりやすかったり、唾液の分泌量が低下することが知られています。



国民の4人に1人以上が糖尿病患者かその予備軍と言われています。

歯周病の状態が改善されると糖尿病のコントロールが改善されるという報告が発表され、注目を集めています。

歯周病の原因は、歯と歯ぐきの境目にすみついた細菌です。きっちりとした歯磨きを毎日続けることが一番の予防方法ですが、それとあわせて定期的な歯科医院でのメンテナンスを受けるようにしましょう