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研修報告ブログreport

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☆歯科衛生士院内研修報告☆

今回の研修では、前回に引き続き症例発表を行いました。



患者さんにモチベーションを上げていただく方法として、染め出しをしてどの部分に具体的に汚れが残っていたのか確認してもらうとともに、口腔清掃状態を示すPCR値の記録をすることで数値化されよりわかりやすく伝えられると感じました。染め出しは今まであまりしていなかったので、今後取り入れていきたいと思います。また、どのようにしてPCR値を減らしていくかの目標設定も患者さんと共有することが大切だと思いました。

先輩方の発表では、上顎8番の歯を下顎6番に移植した方の症例がありました。下顎7番は欠損している状態なのですが、無理にブリッジなど補綴物を入れることで舌のスペースが狭くなり喉の奥に追いやられる舌房侵害が起こるかもしれないことや、その影響で気道閉塞や睡眠時無呼吸を起こす可能性があるとのお話を聞くことができました。

また、歯周病重度になり歯槽骨の支持が失われたことで上顎前歯が前に出るフレアアウトについての話もあり、とても勉強になりました。

症例発表の後は抜歯した歯を用いて実習を行いました。



普段は歯ぐきに埋まっていて目視できない歯根の形態を確認することができ、歯ぐきの下にある歯石を除去する際のスケーラーの当て方や動かし方などを改めて学ぶことができました。これからも基本を大事にし、今回学んだことを活かせるよう頑張りたいと思います。

歯科衛生士 森本澄香


☆接遇研修報告☆

今回の接遇では、主に患者さんの誘導の仕方、エプロンの掛け方などを丁寧に行い患者さんに寄り添うということを中心的に学びました。



フィードバックでは、〜になります。〜の方という言葉遣いをしていたことや、診療中や受付での物音の大きさについて指摘を受けました。言葉遣いや物音などは意識したら治ることだと思うので意識して治していきたいです。

入り口のマットが度々ずれてしまっており、患者様自身に治してもらうということが何度かありました。トイレとマットはチェックの時間を作って患者様に直していただくことがないようにしていきたいです。

受付での電話対応で、業者の方からお電話がかかってきた時の対応についても話していただきました。毎回院長に確認していると時間の無駄にもなってしまうので受付で判断し、対応するということを今後も徹底していきます。

そして、誘導するときはしっかりとお辞儀をし、言葉遣いなども気をつけていきたいです。

エプロンの掛け方、コップの渡し方一つでも患者さんのことを考え、一つ一つ丁寧にすることが大切だと学びました。

最後のお見送りまでしっかりと手を止め気を配りながら行いたいです。

これからも来院してくださる患者様のためにスタッフ全員で心掛けて、より良い医院にしていきたいと思います。

壷井 瞳


☆歯科衛生士院内研修報告☆

今回の研修では、症例発表を行いました。



以前に先輩方の症例発表を聞かせていただいたことはありましたが、今回は初めて、自分でも症例発表を行いました。発表した症例としては、まだ介入し始めたばかりのものなので、「今後どう寄り添い対応していくか」というのがメインのテーマとなりました。

先輩方の症例発表では、プライベートで大変な日々を過ごされていた患者様のお話がありました。その方は、ご自身でモチベーションを上げるのがとても上手な方のようだったので、一時的に下がったモチベーションもまた復活させとても頑張られているようでした。もし自分が担当で、患者様がなかなかご自身でモチベーションを上げられなかった場合、自分ならどの様にして患者様の心労に寄り添いモチベーションを上げられるのか、考えさせられました。特に介入が浅いうちは患者様のプライベートに踏み込むのは失礼にあたると思い、必要最低限のお話を聞くようにしていました。ですが、モチベーションが下がる、上がらない裏には、生活背景に何かしら要因がある可能性もあるので、思い切って少し踏み込んでみることも時には必要だということを感じました。



また、別の症例ではブラッシング指導により今は口腔内をとてもきれいにされており、SRPも行いPD値も下がったのにBOPがなかなか下がらないというものがありました。いくつか原因は考えられるそうですが、よくよく患者様から話を聞いていくと、フロスをかなり強く歯肉に当てていたそうです。もともと歯肉に強く当たるのを好む傾向があったようでした。

それを聞いて、一度ブラッシング指導を行い、正しく扱えていたとしても、慣れてくるとその方の好みやもともとの癖などで使い方が変化してくることもあるため、しばらく経過した後に再度使用方法を確認することも大切なのだと学びました。

先輩方の症例発表を聞き、患者様のお話を聞き出すことの重要さを感じました。これから患者様を見ていく際に、より良い向き合い方・寄り添い方ができる様生かしていきたいと思います。

今回症例とさせて頂いた患者様はまだそこまで歯周病が進行しているわけではないので、これから歯周病が進行していかないように見ていく他、黒川さんはお話や情報提供をする場、関係構築の場にしていくのも一つだと仰っていました。患者様のモチベーションを上げたり維持していく為にも、まずは信頼していただけるように頑張りたいと思います。

歯科衛生士 川合祐紀子

 


☆院内研修報告☆

今回の研修では、まずパワフルミーティング6ルールを行い、その項目に対し、自分ができているか振り返りました。6ルールの中で自分が実行することを決め、グループでシェアしどの項目も大切だと思いました。特に私は、何でもポジティブに捉え行動していこうと思いました。



主とした内容では、グループに分かれ、売り上げを伸ばしたい商品の企画について考えました。学んだこととして商品を違う目線で見てみることや年齢層を変えてみることが大切になると気づくことができました。

講師のお話に中にボイスレコーダーについてのお話がありました。ボイスレコーダーの使用方法で思いつくのは、探偵が録音したりする事が考えれます。しかし、違う目線で考えた方が、子供への置手紙の代わりにボイスレコーダーに録音し代わりに使用する事を用途として増やし売り上げを伸ばしました。商品の視点を変えて考えることの重要さに気づくことができました。

今後、いなだ歯科では新しい商品や元からある商品についてのアピールの仕方をスタッフで考えて、歯科と患者さんのWIN-WINを目指していきたいと思います。より医院全体がレベルアップできるように頑張ります。

 

歯科衛生士  高市 佳奈


☆接遇研修報告☆

今回の接遇の研修は、心から相手に寄り添うためにコミュニケーション力の勉強を行いました。



心から相手に寄り添うとは目の前にいる患者様への対応はもちろん、患者様から見られている対応も気をつける必要があると言うことです。

よくコミュニケーションといいますがその目的とは人間関係を作る、情報伝達する、協力してもらう、受容、共感するが挙げられます。

コミュニケーションは口から伝える事が多いと思いますが、話すというのは表現すると同じであり、話し手はその事柄が正しく伝わるように、良い印象で受け入れられるように話すことが大事だということです。

そしてその良い話し方とは、相手に応じ話す、聞き手の反応を確認する、聞き手の関心を引く、誠実な態度を表す(アイコンタクト,頷き)、話しかける(一方的に独り占めしない)と言うことです。

一方聞く事は理解することと同じであり聞き手は、相手が何を伝えようとしているかを正確に、誠実に、好意的に聞くことが大切と言うことです。

そして良い聞き方とは、先入観をなくす(素直に冷静に聞く)、集中して聞く、辛抱強く最後まで聞く、不明点は問い返す、興味関心を態度で表現する、音で聴く「アイコンタクト」です。

初めて対面する患者様や短時間の会話で同席する患者様にいかに効果的に「寄り添う」を伝えられるかが大切と学びました。

それを踏まえて、スタッフ同士でデモンストレーションを行いました。

より意識することで味になったと思うので、今後も患者様に心から寄り添うためにしっかりとコミュニケーション能力をあげたいと思います。

歯科衛生士 茂野祐里奈