☆接遇研修報告☆
2月の接遇研修では、先生から午前診療の振り返りをしていただきました。今回は特に医院の顔である受付対応について、細かくご指導いただきました。例えば予約を取る際に、「いつがご都合よろしいですか」とお聞きするのではなく「○月○日△時△分はいかがですか」といつもご来院されているような日時をこちらから提示することで患者様も素早く選んでいただけ易くなる。そうすることで受付の時間を短縮できお待たせする時間を短くできるといった内容です。
後半の研修では、「仕事の本質とは何か」と「マズローの欲求階層説」の講義をしていただきました。
「仕事の本質とは何か」ですが、仕事とは【人を幸せにすること】【人の役に立つこと】【社会の役に立つこと】だと。損得なしで仕事していることは一見良いことだと思いがちであるが損得なしではより得を得ようとする争いが起きる。また好き嫌いで仕事をしているとトラブルを呼び寄せる、ということを学びました。
また「マズローの欲求階層説」では、自分自身でじっくりと①今の自分 ②仕事の求められるている自分 ③将来のなりたい自分 について考えました。
そして重要度と緊急度を4つの領域について考え、医院メンバーを職種別に分けて話し合ってシェアしあいました。将来のなりたい目標達成するには、今の自分に必要なことが見えてきて、始めはシェアするのが恥ずかしかったのですが、話すことで考えが広がり勉強になりました。院長からもアドバイスをたくさんいただけてたいへん有意義な時間になりました。院長の10年後の将来像もうかがいたかったです(笑)。
今までなりたい自分の目標は書いてもそこに至るための細かなステップ、小さな目標を掲げることをしなかった(重要ではあるが緊急ではない第二領域を書き出すことをしなかった)ので達成できなかったり、うやむやになっていたりということが多かったと反省し、今回の研修で気づけてよかったです。
目標へのステップを実行に移していくことが、いなだ歯科のためにも自分自身のためにも力になると感じました。
歯科医師 野口尚子