研修報告ブログreport

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院内研修報告

先日の院内研修では、スタッフ全員で体を動かしながらの研修となりました。

 

いなだ歯科では外部から講師の先生に来ていただき、月に1度院内研修を行っています。

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今回、最初の人の動きをそのまま真似して次の人に伝えるというゲームをしたのですが、自分は次の人にその動きを伝えられていると思っていても、結果を見ると、最初の人と最後の人とでは、大まかな格好があっていたとしても細かな格好が違っていたり、もしくは全然違っていたりと、相手に伝えることの難しさを学びました。

 

私達はついつい自分の感覚で人に物事を伝えてしまいますが、その結果、自分の思いと違うニュアンスで相手に伝わってしまったり、正確に伝わっていなかったりすることもあります。特に人の集まる場所では、自分の思いを相手に伝え、共有することはなかなか難しいです。

人に思いを伝える時は、自分の感覚で伝えるのではなく、自分の思いを細かく相手に伝えないと人には伝わらないということを学びました。

 

大事なことを、体を動かして学びました(^o^)


院外研修報告

月に1度の院外研修。

今回は、今年最後ということもあり、来年に向けた目標をみんなで考え、共有しました。

 

目標は、これまでなんとなく頭に描いているだけの状態でしたが、頭に描くのと、実際に紙に書くのとでは、自分の行動がまったく異なることをこの1年で知りました。そして、さらには、周りに目標、期日を宣言したりするともっと効果があることも学びました☆

 

いなだ歯科は何を目指しているのか、そのために自分は何を取り組むべきなのか、その課題を実現するためには、いつまでにどのような行動をすればいいのか?

 

今の自分を見つめなおす、よい機会となりました。

今年1年、頑張ったこと・・そして実現できなかったこと・・

 

目標、そしてそれを実現するための行動を記入することはオススメです!

 

今まで受診された歯科でのお話を、涙を流しながら話される方がいらっしゃいました。

私たちは、お痛みをとったり、口腔ケアをさせていただくことも大事な役割ですが、それだけではないように感じています。

私は、患者様に寄り添える存在でいたいし、安心して来院していただけるような医院作りをしていきたいと思います。

そのためには、自分は何をするべきか・・。

しっかり目標シートを記入して実践していきたいと思います。


院内研修報告

12月の院内研修で、歯科衛生士の十時さんから日本顎咬合学会に参加した際の報告がありました。

その中で、誤嚥性肺炎について学びました。誤嚥とは、唾液や食物、胃液などが気管に入ってしまうことをいい、その食物や唾液に含まれた細菌が、気管から肺に入り込むことで起こるのが誤嚥性肺炎です。咳反射や嚥下反射の神経活動が低下しても誤嚥性肺炎は起こります。高齢者に多く発症し、再発を繰り返すと耐性菌が発生して抗生物質治療に抵抗性を持つため、優れた抗生物質が開発された現在でも、多くの高齢者が死亡する原因になっています。

 

平成23年の厚生労働省の死因順位別にみると、

第1位  悪性新生物

第2位  心疾患

第3位  肺炎

第4位  脳血管疾患

となっています(肺炎には、誤嚥性肺炎も含まれます)

 

最近よく言われているのが、口腔ケアの重要性です。

口腔ケアを行うことで、

細菌数が減少する

② 継続した口腔ケアによって要介護高齢者の嚥下するまでの時間が短縮し、誤嚥の予防につながる

③ 口腔ケアをすることで、口腔機能が引き出され、免疫力が向上する

など、さまざまな口腔ケアの予防効果が期待できます。

 

私たちは、全ての方に同じ口腔ケアの方法を説明しているわけではありません、その方の年齢、歯並び、生活スタイルなどをふまえたうえで、おすすめの口腔ケアの方法を説明させていただいています。

 

いなだ歯科では、幅広い年代の方が定期的なメンテナンスを受けに来院されます。口腔ケアの重要性をご説明するだけではなく、ライフステージを踏まえた説明をさせていただくことの重要性を認識しました。


第3回 接遇研修報告

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第3回接遇研修のテーマは「言葉使い」でした。

 

相手に対する敬意を示すために使う言葉が敬語です。

その敬意に示し方によって、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類に分けられます。

 

研修では、色々な種類の普通語を敬語に変えるテストをしました。

答えを聞くと「あ!そうだ!」と思うのですが、なかなか答えがでずに、苦戦しました。

 

相手の立場や心情を理解して思いやりのある言葉を選び、伝えられるようになると、素敵だなぁと思います。

 

「言葉は自分の品格を表す」

 

この言葉を胸に、今回学んだ言葉使いが自然と出てくることができるようにしていきたいです。

 

今回、先生からご指摘があったのですが、自分が日常意識せずに使っている言葉が実は間違えていました。

最近、コンビニ敬語という言葉をよく耳にしますが、

 

× サンドイッチになります  →  ○ サンドイッチでございます

 

× コーヒーはよろしかったでしょうか?→ ○ コーヒーはよろしいでしょうか?

 

正しそうで間違えた敬語を自分も使用していました。接遇研修は毎回このような気づきがあります。

 

この気づきから、日頃の「意識」へとつながります。

 

一語一語を大切にしていきたいと思います。


院外研修報告

いなだ歯科が毎月参加している院外研修では1冊の本を読み、みんなで感想を共有しています。

 

今回読んだ本は稲盛和夫さんが書かれた「成功への情熱」という本です。

稲盛さんは、皆様ご存知のように、京セラを世界的な企業に育てあげ、JALの再建にも成功された方です。

時代がどのように変わろうとも人間の本質は変わらない。必要なことは「人間とは何か」「人生とはいかにあるべきか」「人間として何が正しいのか」など、人間としてもっとも基本的な倫理、哲学を真剣に探求することであるという主旨のもと、人間としての行動規範、モラルに関して書かれていました。

 

その中で、私がもっとも心に残った言葉は、

人生の結果=考え方×熱意×能力です。

「不運と思われるような出来事が、結果的には幸運であったということがある。自分自身を客観的に見る素直さを持ち、過去の失敗から学ぼうとする謙虚な心を持って一生懸命努力することが必要である」と書かれていました。

 

いくら熱意と能力があっても、考え方がネガティブであれば、人生の結果はマイナスとなってしまう・・・。

不運な出来事が起こると、ついついマイナスの感情が出てきてしまいますが、そこから自分は何を学ぶのかという発想の転換により、その出来事が結果として自分の成長へとつながるということを学びました。

この言葉を心にとめ、色々な事に取り組んでいきたいと思います!