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マイクロスコープってどんな機械なの?

「マイクロスコープ」ってお聞きになられたことはありますか?

「マイクロスコープ」は、歯科用顕微鏡のことです。歯科治療は細かい作業の連続です。マイクロスコープを使うことで、狭く暗い口の中を明るく拡大することができ、「見えないものが見えるようになる」ことが可能となります。

この度いなだ歯科が導入したマイクロスコープは、肉眼の最大80倍まで拡大することができます。

ところで、マイクロスコープを使用することでどんなメリットがあるのでしょうか?

肉眼では確認しづらいむし歯の発見や歯の亀裂・破折など、お口の中でおこっている問題に対して早期発見・早期治療を行うことができる

例えば、冷たいものがしみたり、痛みを感じたりする場合、虫歯を疑う人が多いのではないでしょうか?実は、歯に亀裂・破折が入っている場合も同じような症状がみられます。歯の亀裂・破折は肉眼ではなかなか確認することができません。むし歯治療をしたけど症状が改善しない・・・それは歯の亀裂・破折が原因している可能性があります。マイクロスコ―プを使用すれば、小さな初期の亀裂・破折も発見しやすいので、適切な判断、治療が可能になります。

<肉眼治療とマイクロスコープ治療の違い>



根っこの治療で神経の管の入り口の位置や数をしっかり把握することができる 

歯の根っこはとても複雑で細かい形態をしています。肉眼で確認しづらい部分を正確に把握することができることで精密な治療を行うことができます。

必要以上に健康な歯質を削ることを防げる

むし歯治療の際、削りすぎると健康な歯の部分にもダメージを与えてしまいます。「見える」ことでむし歯の取り残しをなくし、必要最小限の部分だけを削り取ることができ、歯の健康な部分を可能な限り残すことができます。

歯の色調、形態を正確に把握することができるので、審美性の高い治療を行うことができる

細かな歯の形態や色の変化の特徴を把握することでより自然な形で歯の修復を行うことができます。

精度の高い治療を行うことで、治療後も長期間、安定した状態を保つことが期待でき

治療している部分の拡大画像をモニターでお見せすることができるので、ご自身のお口の状態をより詳しくご理解いただくことができ、治療内容をより正確に把握していただくことができる

歯科医院での普及率は3〜5%とまだまだ一般的ではないマイクロスコープ。いなだ歯科ではこれまで肉眼よりはっきりと見える3.5~4.5倍のルーペを装着して治療していました。これからはより拡大した視野で治療を行うことが可能となりました。

詰め物や被せ物を綺麗に入れたい、治療を受けたけれどもいつまでも症状が良くならない、過去に治療した歯がまた痛みだしてきたとお悩みの患者様は、お気軽にご相談ください。


それぞれの歯が持つ大事な役割について

歯の役割と聞いて思いつくことはなんですか?

「食べ物を細かく噛み砕いて消化しやすくする」

「発音を助ける」

「歯ざわりや歯ごたえを楽しむ」

「表情を作る」

これら以外にも実は体の姿勢やバランスを保ったり、ものを噛むことで脳に刺激を与えるなど、健康的な生活をするうえで欠かせない役割を担っています。

歯を見ていただくと、それぞれ大きさ・形が違うのがお分かりいただけると思います。そしてそれぞれにしっかり役割分担があります。

歯は、たった1本失われても、正常な働きができません。例えば、大臼歯(奥歯)が1本なくなっただけで、ものをかみくだく能率は約40%も低下するといわれています。また、上の前歯が抜けるとサ行、奥歯が抜けるとハ行、ラ行が発音しにくくなって、言葉が不明瞭になったり、顔の輪郭が変わって、表情が老けて見えたりします。歯の欠損が多くなると、野菜や肉類等が食べにくくなるため、食物繊維やビタミン、鉄の摂取量が低下するとも言われています。

このように、健康な歯は、健康な体を支え、私たちに快適な暮らしをもたらします。

大人の歯は通常28本。「親知らず」と呼ばれる第3大臼歯4本を加えると32本になります。

これらの歯は、「切歯」「犬歯」「小臼歯」「大臼歯」の3種類に分けられます。



「切歯」「犬歯」」「小臼歯」「大臼歯」それぞれの役割についてお話していきます。

1.切歯(中切歯、側切歯)

上下左右8本あります。

顔の印象を左右する歯で、食べ物を適度な大きさに噛み切る役目があります。発音にも大きく関与しています。

2.犬歯

前から三番目の位置にある先がとがった歯です。食べ物を切り裂く役割があり、他の歯よりも根っこが長く強度があります。

縦方向の力には強いけれども左右に動かす力には弱い臼歯にその力が直接伝わらないように臼歯を守るといった大切な役割も担っています。

3.小臼歯

小臼歯は上下左右2本ずつの計8本あります。

小臼歯には下アゴが奥に下がらないようにするストッパーの役割や顎関節の機能を守り、噛み合わせを安定させる働きがあります。また、前歯でひと口大に噛み切った食べ物を奥に送る役目をしています。

4.大臼歯

大臼歯は上下左右2本ずつ計8本ですが、親知らずを含むと計12本になります。

小臼歯、大臼歯は食べ物をすり潰したり、噛み砕いたりする役割があります。その中で一番重要な役割を担っているのが第一大臼歯です。第一大臼歯は永久歯の中で一番大きく、噛む力が一番強く、噛み合わせの基本となる大切な歯です。

 

9本以上歯を無くなったままにしている人は転倒するリスクが高まる事も知られています。よろめいた時に、しっかり噛みしめられる人の方が短時間で元の姿勢に戻ることができることがわかってきています。

歯を失う主な原因は、むし歯歯周病です。毎日の適切なケアによって防ぐことができます。

日頃からのていねいなブラッシングや定期的な検診が重要です。大切な歯を守る為に是非、定期検診にご来院ください。


歯はどうやってはえてくるの?

歯はどのようにでき、はえてくるかご存じですか?

私達がお母さんのおなかの中にいる妊娠7週頃から歯胚(しはい)と呼ばれる乳歯の卵が、将来口になるべき部分にできはじめます。そしてこの卵が徐々に育っていき歯となります。また、妊娠3か月半頃になると大人の歯(永久歯)の卵となる歯胚の形成も始まります。

このように、赤ちゃんの歯の基礎づくりはお腹にいるときから始まっています。歯にはほとんど新陳代謝がないので一旦でき上がってしまうと、あとからいくら必要な栄養素を補っても歯は取り入れてくれません。赤ちゃんの歯を強くするためにも妊娠中は歯の石灰化を助けるミネラル成分、リンとカルシウムが多い食事をバランスよく摂ることが大切です。チーズや牛乳などの乳製品や、ひじきや小魚などの海産物などから上手に摂取していきましょう

妊娠4ヶ月くらいから、歯の頭になる「エナメル質」という部分が作られはじめます。歯の頭(歯冠)が完成されるのは、前歯で生後3ヶ月くらい、奥歯は生後6ヶ月から11ヶ月ぐらいです。「歯冠」が作られた後、「歯根」と呼ばれる歯の根の部分が徐々に作られていきます。

この根ができてくる過程にともない、歯のまわりの骨である歯槽骨なども作られ、そしてついに歯の頭が歯ぐきの表面を破って口の中に顔を出してきます。

最初の乳歯は、生後6か月から7か月にかけて下顎の中央から生えてきます。この歯は乳中切歯(A)と呼ばれ、少し遅れてその隣の乳側切歯(B)や、上の乳切歯(A,B)が生えてきます。1歳6ヶ月くらいになると奥歯の第1乳臼歯(D)が、また、2歳までには乳犬歯(C)が生え、最後に一番後ろの乳歯である第2乳臼歯(E)が2歳半から3歳頃にかけて生えてきます。乳歯20本がすべて生えそろうのは2歳半~3歳ぐらいになります。



乳歯の根の近くには永久歯の歯胚があり、乳歯の歯胚と同じように成長し、できあがった乳歯の歯根を溶かしながら身体の成長にともなって顎も成長し、生えてくることになります。6歳頃から12歳頃にかけて「乳歯」から「永久歯」へ生えかわります。



永久歯の歯冠部が完成し、歯の根の部分が作られ始めると、乳歯の根を溶かす細胞が現れ、永久歯の上にある乳歯の根は少しずつ溶かされていきます。乳歯の根が溶けていくと、乳歯はグラグラになり抜け落ち、永久歯が顔を出します。歯の根が完成するまでには、生えてから2~3年かかります。

生えはじめたばかりの歯は未完成で、やわらかく酸に溶けやすいため、むし歯になりやすいです。早い時期からフッ化物(フッ素)を取り入れて積極的にむし歯予防をしましょう。

ところで乳歯と永久歯の違いってご存じですか?

まず、歯の色に関していうと、乳歯は乳白色、永久歯は黄色味を帯びています。また、乳歯のエナメル質・象牙質の厚みは永久歯の半分程度と薄く、石灰化も永久歯に比べると不十分です。乳歯の歯の根は曲がっていたり、開いていたりするのですが、それは乳歯のうしろや下のほうに永久歯の卵(歯胚)が控えていて、それが生えてきやすいようになっているためです。

永久歯は乳歯の下で成長しています。いずれ永久歯に生え変わるからといって乳歯のむし歯を放置すると、その後に生えてくる永久歯の歯の質や歯並びに悪い影響を及ぼします

乳歯のむし歯もきちんと治療し、定期的に歯科医院を受診してお子様の年齢やお口の状況に合わせた適切な口腔ケアを行って正しいブラッシング方法や生活習慣を身につけましょう。

 

 

 


かぶせ物治療した歯をよい状態で長く維持するために大切なこと

かぶせ物治療した歯をよい状態で長く維持するためには、日頃のお口のケアはもちろん、どのようかぶせ物を入れたかいうことも重要になってきますが、その歯がどのぐらいむし歯が進行していてむし歯部分を除去した後、歯ぐきの上にどれだけ健全な部分が残っているかが実は重要なポイントです。

歯の根っこの方までむし歯が進行していてむし歯部分をとると歯ぐきの奥深くの根っこだけになってしまうことがあります。こういう状態でかぶせ物を入れると、しっかりとした土台がたてられなかったり、適合の良いかぶせ物を入れることができないため、歯に力がかかりやすくなり、根っこが割れてしまったり、かぶせ物が外れやすかったり、かぶせ物のまわりの歯ぐきに炎症が起こりやすくなったりします。



そのため、このような状態の歯は多くの場合「抜歯」となります。

長持ちするかぶせ物を作るには、かぶせ物が歯ぐきの上の健康な歯の部分をしっかり抱え込むことが大切で、最低高さ1.5mm、幅1mmが必要だと考えられています。かぶせ物を入れたとき、かぶせ物と自分の歯の接触する部分が大きいほど、歯へのダメージが少なくなります。

歯の長さが十分にあり、歯ぐきの下に健康な部分が十分に残っていて歯を支える歯槽骨がしっかりしている場合には「エクストルージョン(歯根挺出術・矯正的挺出術)」や「クラウンレングスニング(歯冠長延長術)」を行うことで抜歯せずに治療できることがあります。

「クラウンレングスニング」は、歯ぐきや骨を少し下げて、歯ぐきの下にある健康な部分を歯ぐきの上に露出させます。歯ぐきを下げた後は、数ヶ月かけて徐々に歯ぐきの位置が落ち着いてきます。十分な期間 歯ぐきの治りを待ってかぶせる処置を行います。

「エクストルージョン」は、埋もれた歯の根っこを歯ぐきの上まで引っ張り出す方法です。歯の根っこに金属のフックを取り付けて部分矯正用のゴムの力でゆっくり引き上げます。挺出された歯根の頭を使ってかぶせ物を入れるので、歯根が短くなる分、他の歯より噛む力のコントロールに注意が必要となります。

歯周病がかなり進行している場合や根っこが割れている場合などは残念ながら抜歯となるのでしっかりとした診査、診断が大切です。

かぶせ物に隠れていて見えない土台の歯。気づかないうちにむし歯が進行して治療が手遅れになってしまうことがしばしばあります。早期発見するためにもお口にかぶせ物がある方は日頃のお口のケアに加えて定期的に歯科のメインテナンスに通ってレントゲン検査などによる歯の状態チェックや歯磨き指導、プロフェッショナルケアを受けるようにしましょう!


お口の健康のために生活習慣を見直しましょう!

虫歯や歯周病のかかりやすさというのは、歯の形や唾液の質など遺伝的な要素に左右される部分もありますが、多くの場合、むしろ食生活や生活習慣が大きく影響しています

つまり、虫歯や歯周病は、生活習慣を改善することにより、予防が可能な病気なのです。

このような習慣はありませんか?

■歯磨きをしないで寝てしまう

■仕事や家事をしながら飴やお菓子をつまんだり、砂糖入りのコーヒーや紅茶・ジュースなどを飲んでいる

■タバコを吸う

■歯磨きは歯ブラシだけ

■口呼吸をしている

■歯ぎしりをしていると言われたり何かに夢中になると歯を食いしばっている

■歯が痛い時だけ歯医者に行く

お口の健康のためにも、日頃の生活習慣を見直すことが大切です。

就寝前には必ず歯を磨きましょう

食後すぐの歯磨きがおすすめなのは、もちろんですが、特に大切にしたいのは夜、寝る前の歯磨きです。それには理由があります。

眠っている時は唾液の分泌量が大きく減少するので、お口が乾燥した環境になって、むし歯菌や歯周病菌が活発化しやすいのです。しっかり歯磨きをして、お口の中の細菌を減らすようにしましょう。

だらだら食べたり飲んだりするのはやめましょう

飲食の回数が多い方は、お口の中の細菌に常にエサを与え続けている状態ですので当然虫歯や歯周病のリスクが高まります。特にだらだらと食べ続けるのは良くありません。歯の健康のためには、お口の中に飲食物が入るのを最低2時間はしっかりと空けることが大切です。間隔を空けることで、唾液のもつ「お口の中の細菌の増殖を抑える効果」や「酸で溶け出した歯のミネラルを修復する再石灰化」などの作用も期待することができます。



禁煙にチャレンジしましょう

タバコは歯周病の危険因子です。タバコを吸うと歯周病のリスクが5.4倍高まることが調査の結果わかっています。また、歯周病治療を行っても治りが悪いです。禁煙の効果は非常に迅速です。過去に重度の喫煙歴がある方でも禁煙をすると確実に歯周病のリスクが低下し、治療効果も上がります。



「歯間ケア」が虫歯や歯周病予防のポイント

歯磨きは、ただ磨けば良い、というものでもありません。歯と歯の間の清掃は、歯ブラシだけでは不十分ですので、デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシなどの歯間ケアグッズを1日に1回は通すことをおすすめいたします。



口呼吸をしない

鼻でなく口で呼吸をすると、口が乾いて細菌が繁殖しやすくなります。マスクをしているとつい口を開けて呼吸しがちですが意識して鼻呼吸するようにしてください

歯ぎしり対策をする

睡眠中の歯ぎしりは、非常に強い力で歯をこすり合わせています。実験では自分の体重の10〜15倍もの力で噛みしめているそうです。そのため歯が欠けたり、割れたりすることがあります。歯茎にも強い力が加わるため、歯周病を悪化させる原因にもなります。また、歯の食いしばりは顎関節症の原因の1つと考えられています。睡眠中の歯ぎしりから歯を守るマウスピースを作る、歯の食いしばりに関しては歯の噛みしめに気付いたら、意識的に軽く口を開けるなどして、あごの緊張をゆるめるようにしましょう。



歯科医院で定期的なケアを受ける

むし歯や歯周病は痛みなく進行することがあります。何かあった時だけ歯科を受診することが習慣になっている場合、かえって治療が複雑になったり治療期間が長くなります。歯医者に定期的に通い、積極的に虫歯や歯周病を予防していくことで、健康な状態を維持していくことができます。

皆様もよく耳にする「8020運動」は日本歯科医師会が中心となって進めてきた「80歳になっても20本以上の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があればほとんどの食べ物を美味しく食べることができると考えられています。平成28年の調査によると、80歳以上の2人に1人が20本以上の歯をキープできていたそうです。

これからは人生100年時代と言われています。

食べることは生きること。食事を楽しむことで毎日の暮らしが豊かになります。

お口の健康は、全身の健康の源でもあります。

毎日のセルフケアがとても大事ですが、日頃から歯科の定期健診を受けて、歯とお口の健康作りに積極的に取り組んでいきましょう!