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乳歯は全部で何本あるの?

乳歯は上下で10本ずつ、合計20本あります。

永久歯に比べて確立は低いですが、歯の数が1~2本少なかったり、逆に多い場合もあります。

お子様の歯科検診で「癒合歯」を指摘され、ご来院される方がいらっしゃいます。

「癒合歯」とは、2本の歯がひっついた状態の歯です。

乳歯の癒合歯の下に永久歯が2本ある場合と1本しかない場合があります。

4歳から5歳以降にレントゲン検査を受けて、癒合歯の下の永久歯の状態を確認しましょう。

永久歯との交換や歯並びのチェックなど、定期的なチェックを受けてください。

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☆いなだ歯科おすすめのデンタルフロス☆

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いなだ歯科で販売しているデンタルフロスです。

歯ブラシでは取り除けきれなかった歯と歯の間の汚れをきれいに取り除いてくれます。

 

豊富な繊維数で歯と歯の間の汚れをしっかりと取り除いてくれます。また、やわらかく、しなやかな使い心地なので、今までフロスを使用することで痛みを感じておられた方にも安心して使用していただけます。

ワックスがついていないタイプ(白のケース)とワックスがついているタイプ(黄色のケース)がございます。

実際使用してみると、ワックスがついているタイプの方が歯と歯の間に通しやすいですが、汚れはワックスがついていないタイプの方がよく取れます。

初めて使用される場合は、ワックスがついているタイプからご使用ください。


プラークとは?

"プラーク"という言葉は、テレビコマーシャルでもよく耳にされているとおもいます。

 

 


 

プラークは、歯垢とも呼ばれ、白くネバネバしています。プラーク1/1000gの中には、なんと1億を超える細菌が棲みついていて、プラークはいわば細菌の塊と言えます。食後、8時間程度でプラークができるといわれ、むし歯や歯周病の原因としても有名です。



歯の表面は通常、厚さ0.1 - 1.0μmの薄い被膜、ペリクルによって守られています。この膜についたむし歯菌が食べ物の中のショ糖を使ってネバネバした物質を作り、自分たちの周りをテントのように覆い、自分たちの住みやすい環境を作っていきます。この快適な環境を求めて、歯周病菌なども加わり、プラークが成熟していきます。

 

ちなみに歯石はこの歯垢が石灰化して硬くなったものです。

 

毎日の歯磨きで、この細菌たちの住みやすい環境を積極的に破壊し、むし歯や歯周病の予防をしてお口の健康作りをしていきましょう!


喫煙と歯周病の関係

喫煙者は非喫煙者に比べて3倍以上も歯周病のリスクが高いことをご存知ですか?

喫煙は、歯周病の二大危険因子(糖尿病、喫煙)のひとつです。

タバコには三大有害物質(ニコチン、タール、一酸化炭素)をはじめ約200 種類もの有害物質が含まれています。

喫煙による影響は以下のとおりです。

強力な血管収縮作用により、歯ぐきが炎症を起こしても出血が抑えられ歯周病の症状である出血が隠されてしまうため、歯周病が気づかないうちに重症化してしまう

②傷を治そうと組織を作ってくれる細胞の働きを抑えてしまう

③歯垢(プラーク)や歯石が歯に付きやすくなる

④組織への酸素供給を妨げ、身体の免疫担当細胞の活動を著しく低下させる

これらの結果、喫煙者では、歯周病が進行し、そればかりではなく、歯周病の治療への反応や歯周外科手術の経過が不良になる(喫煙者では25~50%程度低下)ことがはっきりしています。また、受動喫煙でも歯ぐきへの色素沈着や歯周病のリスクが高くなることがわかっています。

禁煙をすると、10年程度で歯周病への影響はほとんどなくなるとの報告があります。

禁煙をすすめることは、身体の健康のためだけでなく、歯周病の治療としても非常に有効です。


デンタルフロスって何?

歯と歯の間は、歯ブラシだけでは十分に清掃することができず、むし歯ができやすい部分です。

デンタルフロスは、歯ブラシでは届かない、歯の側面についた歯垢や、歯と歯の間に入りこんだ食べかすを、きれいに取り除く歯間清掃用具で、欧米などの口腔疾患予防先進国ではむし歯や歯周病に対する重要な予防手段のひとつとして推奨されています。

 

 日本では、フロスを通すことへの煩わしさやうまく通せないなどの理由からデンタルフロスの普及率が低いのが現状です。


 

デンタルフロスには、大きく分けて糸のみのタイプと、ホルダー付きのタイプがあります。


 


糸のみのタイプのデンタルフロスは、指に巻きつけて使用しますが、歯と歯の間に通すのが難しいようであれば、ホルダー付きのタイプがオススメです。

 


また、デンタルフロスには、ワックス付きのタイプとワックスなしのタイプがあります。


 


デンタルフロスは細い繊維を束ねて作られており、この細い繊維がほつれないように、また、歯と歯の間に通しやすくするためにワックスが使用されています。



はじめてデンタルフロスを使用される方は、ワックス付きのタイプの方が通しやすいのでオススメですが、ワックスなしのものに比べてプラークの除去率が若干劣るので、慣れてきたらワックスなしのタイプも使用してみてください。