洗口液ってどういうもの?
ドラッグストアなどでよく見かける洗口液。使用されている方は少ないかもしれません。
1日2回以上の歯磨きの普及率はアメリカとほぼ同じ(73%)であるのに対し、日本の洗口液の普及率は33%とアメリカと比べて(63%)きわめて低い値を示しています。
洗口液はむし歯や歯周病の予防だけでなく、口臭の予防にも役立ちます。口臭やネバつきを抑えたり、ブラッシングで落としきれなかった汚れを分解したり、汚れの再付着を防ぎます。
むし歯や歯周病の原因となるプラークをとるには、歯ブラシやフロスを使って取り除くのが最も効果的ですが、その後に仕上げとして洗口液を使うことで、さらに効果がアップします。ラベルに記載された時間(20~30秒)しっかりすすぐようにしましょう。その後は水ですすぐ必要はありません。
洗口液にはアルコール入りのタイプとノンアルコールタイプがあります。
アルコール入りのタイプは、口の中への刺激が強く、ピリピリと感じるので初めて使う場合はアルコールやメントール成分の少ない低刺激タイプで慣れてから使うことをおすすめいたします。アルコールはあくまでも風味と爽快感のために使われている成分で、ノンアルコールタイプよりアルコール入りの方が殺菌効果が高いということはありません。
外出先で歯磨きが出来ない時やおやすみ前の仕上げとして洗口液を取り入れてお口の環境を清潔にキープしていきましょう!