☆歯科衛生士院内研修報告☆
今回の研修は、新人さんが当院に来られて初めての研修だったので衛生士業務についてお話していただきました。
新人研修の目的は先輩のサポート下で安心安全に業務を行えることです。実際、当院でも研修中の3か月間の間は、先輩のサポートの中、研修を進めていきます。このような環境がある場所は、新人さんにとって成長しやすい環境だと感じました。
衛生士のミッションは、口腔状態の維持安定をサポートすることです。しかし最近、歯がない方でも違う所の筋肉を使い食べる力を補いながら食べていることに本当にそれでいいのかと問題とされてることもあるみたいです。歯医者には、痛くならないと来られない方も多いので自分の口腔内を理解していただくために来院してもらうことが重要だと改めて感じました。メインテナンスとSPTの違いも改めて学び、メインテナンスとは、治癒した歯周組織を長期的に維持する事を言い、SPTとは、問題は残っているものの病状安定になっている歯周組織を持続的な歯周組織で維持していくことをさします。やはり患者さんにはSPTに該当する患者さんが多いので私たち衛生士のサポートが重要だと感じました。
そして衛生士として、ケアするうえで1番大切な事は、患者さんの来院の継続です。スケーリング後、4~11週程度でポケット内の細菌は起こり、3~6か月で元の状態に戻り悪化しリバウンドすると言われてます。なので衛生士として関わらせていただいた初診の方から自分の患者さんまで定期検診に来ていただく重要性を伝えていく必要があると感じました。
今回の研修を受けて、衛生士としての意識や患者さんへの伝え方を改めて学ぶことができたので引き続き気を引き締めて取り組みたいと思いました。
歯科衛生士 高市 佳奈