☆歯科衛生士研修☆
今回の研修では、レントゲンの14枚法について教えていただきました。
まずレントゲンには、パノラマとデンタルがあります。何も知らない患者さんには、なぜパノラマを撮ることが重要なのか知っていただく必要があります。
パノラマを撮影したときに左右の見方、補綴が白く映ること、歯のようなかたい物は白く映るのでカリエスは透き通り映ること、下顎頭の上の隙間が同じくらい平等にあるかで顎関節症に関連してくることを伝えることで患者さんも撮影してもらった甲斐があったと思ってくれると思います。
デンタルには、歪みが少ない平行法、歪みが実像と同じ長さで映る二等分法、咬翼法があります。
レントゲンを撮影したときの確認事項として、歯槽骨の吸収量、歯槽頂部の形態、歯槽硬線を確認する。歯槽硬線は、歯石や力がすごくかかると影響してくる。
実際にレントゲンを撮影し、診査→診断→治療計画を術者がする際にここまでは誰が行っても同じようにする必要がある。その次に行う処置については術者によって行うことが違うからです。
14枚法の実践を行い、骨隆起に気をつける、8を撮影する際はフィルムを奥にする、前歯を撮影するときにインジケーターを入れる際は痛みがないように舌を少し押す、叢生の場合は、隣接歯とかぶらないように工夫すると学びました。
次回からレントゲン撮影するときは、しっかり角度など意識して撮影し、見方も確認しようと改めて感じ、学んだことはこれからに繋げていきたいと思います。
歯科衛生士 高市 佳奈