☆接遇研修報告☆
今回の院内研修では接遇について学びました。
いなだ歯科では2~3ヶ月ごとに接遇の先生に来ていただき、医院全体で言葉遣いや患者様対応について勉強しています。
まず、今日1日の診療の振り返りから行いました。
・診療室から受付・待合いに通じる扉の開け閉めのちょっとした気遣い(音や視線、姿勢など)も患者様は見ておられること
・器具の在庫、渡す紙の予備は足りているか、補充はいらないか
・「~のほう」という言葉は、方面や方角をさすときに使う言葉であり、使いがちだが注意すること
・器具やチェアサイドの備品の取り扱いにも注意する etc
といったフィードバックを行いました。
次に、今回の研修テーマである「第一印象」についてです。
第一印象は見た瞬間で決まるものであり、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の順に大きな割合をしめています。
しかし、歯科治療中は一番大きな割合を占める視覚がどうしても小さくなってしまうので薬液の味やにおい、敏感な口まわりをさわられる感覚、ちょっとした話し声や器具の取り扱いの音が患者様に色々な影響を与えます。そういったところも事前の声かけやちょっとした配慮で患者様に安心感をもっていただけることを学びました。
細かいところかもしれないですが、こういった気配りが患者様へのおもてなしにつながり、次回以降も気持ちよく来院していただけるきっかけになると思うので、医院全体で取り組んでいきたいです。
歯科医師 村上知克