☆歯科衛生士外部セミナー受講報告☆
今回、歯科衛生士数名でSPT(歯周病の患者さんを定期的に管理していくこと)トレーニングコースに参加いたしました。
新人のみならず長年働いているベテラン歯科衛生士の方もたくさんいらっしゃて、研修でわからないことを質問し学ぶ機会がたくさんありました。
今までSPTをしていくということを理解していましたが、その流れを理解しておらず「この患者様はSPTに移行しているからそのまま続けてもいいかな」といった気持ちで治療していました。しかし、今回の研修で私たちが一生懸命プロケアをしても患者様自身のセルフケアが良くないとSPTで管理していても縁下歯石が再度付いてきて、また一から縁下歯石の除去をしないといけないということになってしまうことが理解できました。
そこで私たちがするべきことは患者様に対してTBI(歯の磨き方指導)を詳しく指導し、「何が歯周病の原因か、こちらから患者様に伝えていく知識」が必要だと学びました。
そして
「改善がみられたら必ず褒める」
「患者様が実践してきたことでダメなことがあっても否定しない」
「名前を3回以上お呼びすること」
「ミラーリングを意識して話すこと」
を教わりました。
それから、
「PMTCは全患者様に行うものではない」
「患者様に合ったプロケアをしていくことが大事」
「メンテナンスの間隔は必ずしも3ヶ月でないといけないということはない」
「メンテナンスを行う際、どれか一つに時間をかける」
ということを学びました。
その次に
「痛みのない施術を心掛けていくこと」
「器具の持ち方」
を一から教わりました。
今後、新人スタッフが入社してきたらそこから指導していきたいと思います。
今回の研修でたくさんのことを学ぶことができました。また、新人スタッフは院内で指導を受けたこと以上の技術向上に繋がる内容がたくさんあり、これからの患者様対応について深く考えることが出来ました。
新人スタッフ向けの研修となっておりましたが二年目の私もたくさん学ぶことができました。いま私たちが行っている施術とはまた違ったやり方でしたので取り入れられそうなものは今後院内で共有し、患者様が継続して定期的に来院していただけるようにさらに技術の向上を目指していきたいと思います。
そして私たちが中心ではなく患者様ファーストで思いやる気持ちをもって施術していきたいと思います。
今回学んだ内容を全て振り返り、明日からの診療に生かしていきたいと思っております。
研修参加させていただきありがとうございました。