☆海外研修報告☆
9月に参加したイタリア研修では、コルテリーニ先生より歯周病の最先端治療について講義を受けました。
コルテリーニ先生は保存できないと判断されるような歯も積極的に保存し、良好な治療結果をあげていらっしゃる先生です。
良い結果を残すためには、診査診断をしっかりと行うことはもちろん、治療に入る前の基本的な治療を行ったうえで再評価を行い、その人自身の治癒力でどこまで回復してくるか、そして患者さん自身が本当に治療を受けたいと思って歯間ブラシ、糸ようじなども併用して歯磨きをきっちりと行うことができるかの判断が大事であることを再認識しました。
また、身体が治す自然治癒力も有効に利用し、必要な時間を待つことが非常に大切だということを学びました。
今回の学びをいかして患者さん自身にもご協力いただき、医院全体で歯周病治療に取り組んでまいります。
院長 稲田展久