☆環境整備セミナー報告☆
10月18日は診療を休診させて頂き、院内で環境整備のプロフェッショナルである、杉田明子先生をお招きし、研修を行いました。
歯科医院に保管してある様々なものや、整理整頓ができなくなっている部分を片付けていきます。
杉田先生は、環境整備を行うにあたり、「自分に優しい」とはどういう事なのか、を考えましょう、と教えて下さいました。
例えば、『物を出し入れするのに便利な引き出しや戸棚』というのは、どこのご家庭でもあるかと思いますが、そういう部分にあまり使わない物が置いてあるのは「自分に優しい」とは言えません。そういう場所にこそ、よく使うもの、よく出し入れするものを配置する事により、動作の効率化を図る事ができるそうです。
まずは片付ける物、場所にある全ての物を取り出して並べます。
そして取り出したものは一か所に集めて、分類別に物を分けます。
同じ場所に置いていなくても、掃除道具であれば、掃除道具を一か所に集める、文房具なら文房具で集める、というように、まずは取り出して、カテゴリー別に分けていきます。
それから、分けたものを毎日使うもの、週に何回か使うもの、あまり使わないもの、といったように使用頻度別に分けていき、毎日使うものは出し入れしやすい棚などに片付けましょう、と教えて頂きました。
一度、全てのものを取り出した時は、本当に片付くのか不安でしたが、この片付けをした事により、収納スペースに空きが生まれました。
杉田先生には、年末にもう一度来て頂き、研修を行います。
それまでの期間は、片付けの仕方などで、相談に乗っていただけるようなので、これからも「自分に優しい」を考えて、効率よく診療ができるように、院内をきれいに片づけていきたいと思います。
歯科衛生士 倉津 加奈