研修報告ブログreport

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☆院外研修報告☆

今回の研修では、マーケティングトレーニング(お客様の立場・視点を徹底的に学び、考えるための実践的トレーニング)をしました。また、今回の課題図書「覚悟力」を読んでの学びとこの1ヶ月間で実践したことや個人の成功失敗事例の共有を行いました。

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マーケティングトレーニングでは、過去にマーケティングで成功した企業の事例を参考に、当院での具体的活用策を検討しました。マーケティングとは、売るのではなく、売れる仕組み、開拓する仕組みを徹底的に考え、企画、実践し、成果を上げることであり、その最大のポイントは、お客様の立場で考え続けることだということを学びました。

前々回、前回に引き続き、マーケティングトレーニングを行いましたが、どの企業の成功事例を見てもやはり共通するのは「お客様の立場で考える」という点でした。

どの仕事をしていてもそうだと思いますが、同じ業界・業種にいると、その環境での考えや思想が当たり前になって、第三者の視点や考えができなくなることも多いと思います。

日々アンテナを張り、色々な考えや情報、視点に目を向けて一旦受け入れるということが大事なのではないかと感じました。たくさんの考えや情報にふれてこそ、自分の引き出しも増え、相手の立場で考えることができると思いました。

歯科助手 森口


☆ペンシルバニア大学研修☆

 遅くなりましたが、6月上旬に行ったペンシルバニア大学での研修のご報告をさせていただきます。


 皆様は、ペンシルバニア大学をご存じですか?


 ニューヨークから西に150キロほど離れたところにあるペンシルバニア大学は、米国及び世界を代表する屈指の名門大学として不動の地位を保っている大学です。


 今回はインプラントや骨の再生療法、歯周病治療や歯の根の治療に関する講義、顕微鏡を使った治療の実習を受けてきました。


 <研修1日目>


前半はフィオレリーニ先生による骨再生のお話から始まりました。


人工骨を使って失った歯のまわりの骨を再生する治療があるのですが、色々な人工骨を使った治療結果から、どの人工骨がいいのか、その他どのような材料を併用するといいのかなど、最新の情報を知ることができました。


 


  後半は、世界的に有名なマイロン・ネビンス先生から、


 「治療計画の立て方」


 「インプラントと天然歯」


について学びました。


    


マイロン・ネビンス先生と




重度の歯周病の患者様の治療のゴールは、患者様自身がメンテナンスをしやすい環境を作る事であるという話をされていました。私も日頃よりこのことを意識し、患者様にご提案をしています。何点か質問をさせていただくことができ、貴重な機会となりました。




<研修2日目>


前半は、インプラント治療のライブオペを見ました。


講師の先生は、ペンシルバニア大学歯学部で准教授をされている日本人の先生でした。


  


・歯周病の重度な患者様はまずそれを軽度にしてあげないとインプラントも同じように悪くなる。


・喫煙はインプラントの予後にとってかなり悪影響を及ぼす。


・インプラント周囲の歯肉の環境を整えてあげる事がインプラントの予後にいい結果を及ぼす


 など興味が尽きない話ばかりでした。


 後半は、キム先生による歯の根の治療に関する講義とライブオペを見ました。根の治療の成功率を上げる器具や術式、外科的な処置について学びました。その後、顕微鏡を使った治療の実習も行いました。


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世界レベルでの治療方法や考えを学び、日頃の診療で患者様の幅広い治療ニーズにお応えできるよう、基本を大切に、最先端の技術も学びながら今後も研鑽を積んでいきたいと思います。


 


フィオレリーニ先生、キム先生と


☆院外研修報告☆

今回の研修でもマーケティングについて学びました。



様々な企業の事例からヒットにつながった理由などを元にいなだ歯科ではどのように活用できるのかをスタッフ皆で考えて案を出し合いました。

患者様の立場、視点になり、本当に必要かどうかを改めて考えて、もっと知って頂きたいことやより安心して通って頂くにはどうすればいいのか?など多くの意見を出して相談させて頂きました。

たくさんの案をこれからの診療に活かしていき、患者様に通いたいと思って頂ける歯科医院を目指していきたいと思います。

歯科助手  弘瀬


☆1日研修報告☆

6月10日は1日休診にさせて頂き、吹田市にある「きじま歯科医院」へ医院見学へ行かせていただきました。

院長が勤務医時代にお世話になっていた医院で、退職後も合同研修等で色々とお世話になっている医院です。

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ウェルカムボードを用意してくださっていました♪

朝礼から参加させていただき、歯科医師、歯科衛生士、受付、歯科助手という各ポジションの業務の様子を見学させていただきました。

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~私達の学び~

・受付の方が、ひっきりなしに来院される患者様に対して落ちついてかつ効率的に仕事をされていて素晴らしいと思いました

・朝礼で当日の予約内容を詳細にスタッフ全員で共有されていました。そして、それがより良い対応につながっていると思いました

・診療室では、ほとんどの器具が棚に収納されているので、患者様に不安感を与えないと思いました

・受付の方の対応や言葉使いがすごくきれいで丁寧でした

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また、今年のいなだ歯科の目標でもある「カウンセリング」の様子を患者様の許可のもと,実際に見学させていただきました。

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~私達の学び~

・かぶせ物の説明をされる際、実際の模型を見て触ってお話をされているのはとてもいいと思いました

・患者様にあわせてお話をしている様子がとても印象に残りました

・患者様がわかりやすいように絵をかいて説明したり、医院のコンセプトをカウンセリングの際に伝えていたところも勉強になりました

見学後は、スタッフの方々と昼食をとりながら質問や意見交換ができる時間も作っていただけ、とても貴重な機会となりました。

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そして午後からは当院でもお世話になっている技工所「プラスラボ」さんの見学にいきました。

皆さん歯科技工士ってご存知ですか? 歯科には無くてはならない存在です。お口に中に入る、かぶせ物や詰め物、入れ歯を作るお仕事です。

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1つ1つ手作業で丁寧に作られており、普段は届けてくださる完成品しか見たことがなかったので、こんなに手間ひまをかけて作っていただいていることに感動しました!仕事中にも関わらず、手を止めいただき色々説明して下さり、とても勉強になりました。

今回の見学での学びをいなだ歯科で取り入れていきたいと思います。


☆接遇研修報告☆

今回の研修では、接遇の基本を振り返りました。

皆様は、接客と接遇の違いと言われて、どう思われますか?

接客とは・・・

仕事や職種のことであり、利益が発生するもの。

人と接する時には必ず発生する、どの業界にあるもの。

接遇とは・・・

仕事や職種ではなく、利益の有無もない。

心が伴い、サービスを超える感動があるもの。

また、礼儀に関しても学びました。

:心、思いやり

:形、形式

この心と体(行動)が伴って初めて礼儀であることを知りました。



接遇は「心」とも言われますが、患者様の気持ちに寄り添い、丁寧な応対ができるよう、私達が気付けないでいる部分を先生にご指摘いただきながら、今後も学んでいきます。

歯科助手  森口