仕上げ磨きはどうすればいいの?
むし歯予防のためには、
①バランスのよい食事で丈夫な歯を育てること
②間食を控えて食事を規則正しい決まった時間にとること
が大事ですが、むし歯菌や、むし歯菌のエサとなる糖分を取り除く「歯磨き」も大切です。
お母様から、
「仕上げ磨きをなかなかさせてくれないんです」
とご相談を受けることがあります。
大人による仕上げ磨きはとても大切で、できれば小学校低学年くらいまでは続けていただきたいです。
お子様が仕上げ磨きを嫌がる原因はどのようなことが考えられるでしょうか?
①歯ブラシの毛先が歯ぐきにあたって痛い
Point 1
・力を入れすぎて磨いていませんか?
毛先を意識して磨きましょう!
・歯ブラシの毛先が開いていませんか?
歯ブラシの毛先の反対側から見て、歯ブラシの毛先が見えていたら交換のサインです。
・歯ブラシの持ち方は、力が入りすぎないようにペングリップで!
②長時間動けないのが嫌
Point 2
・ポイントを絞って短時間で磨きましょう!
1.汚れが残りやすいポイントは・・
歯と歯ぐきの境目 歯と歯の間 奥歯の溝 前歯の裏
2.磨く順番を決めておくと、磨き忘れ防止になります。
磨く時の姿勢は、膝の間にお子様の頭を入れて安定させた状態で行いましょう。
③眠い時に磨かれるのが嫌
Point 3
・歯磨きは、お子様が眠くなる前にすませましょう。
④歯磨き剤が嫌い
Point 4
ぶくぶくうがいができるようになってから(3歳ごろが目安になります)歯磨き剤を併用することで、よりむし歯効果が期待できますが、嫌がるのであれば、無理をして使う必要はありません。
いなだ歯科の「ピカピカクラブ」では、お子様の歯磨き指導をしたり、仕上げ磨きのお悩みのご相談も承っております。
是非お気軽にご相談ください。