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スタッフも愛用中!ワンタフトブラシについて

皆様は、ご自分のお口の中で、磨き残しやすい部分をご存じですか?

人によって様々ですが、一般的に磨き残しやすいところは、歯と歯の間や歯の裏側、親知らずのまわり、歯並びが重なっているところが多いです。


今回は、磨きにくい部分をきれいに磨くことができるとっても便利な歯ブラシ、『ワンタフトブラシ』をご紹介いたします。ちなみに、タフトとは毛束という意味で、ワンタフトブラシとは毛束が一つの歯ブラシということです。


私がこれを使用するようになったきっかけは、患者様に歯垢染色剤(磨き残しを確認するもの)を使って仕上げ磨きをしていた際、通常の歯ブラシを使用するよりも簡単に、効率よくきれいに磨けることが実感できたからです。それ以来、10年以上、夜の歯磨きの後の仕上げ磨きにずっと使用しています。


ワンタフトブラシの一番の特徴は、ブラシ部分が小さく、磨きにくい細かい部分にピンポイントで毛先が届くことです。


 


ワンタフトブラシは、このようなお口の状態の患者様に特にオススメです!


①歯並びが重なっているところがある


②矯正治療中のブラケット周囲


③根だけが残っている


④親知らずが斜めにはえている、はえかけている状態の方


⑤インプラントを入れておられる方


⑥ブリッジを入れておられる方


⑦歯のかみ合わせの溝が深い方


⑧一番奥の歯の歯磨きが苦手または虫歯になったことのある方


 <ワンタフトブラシの使用方法(一例)>


①歯と歯ぐきの境目


毛先を歯と歯ぐきの境目にそってなぞるように動かします。


  8図1.png
②親知らず周囲


毛先を親知らずが生えている部分にしっかりあて、毛先を押し当てるように動かします。


親知らずの手前の歯との間も磨き残しやすいので、手前の歯の後ろの面も忘れずに磨いてください。


細かく小刻みに10-20回程度繰り返し動かしてください。


        8図2.png


③歯並びが重なっているところ


複雑に入り組んでいる歯に毛先をしっかり届かせて磨きます。


        8図3.png


毎日歯磨きをしていても、お口の状態や歯磨きの癖によって磨き残しやすい部分はどうしてもでてきます。お口の状態にあわせて、もっともふさわしい道具を選び、使いこなすことが、きれいに磨くうえでの大切なポイントとなります。


定期検診では、お口のケアだけではなく、磨き残しやすい、いわゆる「リスク部位」をお伝えしたり、お口の状態に適した清掃方法をお伝えしております。


ワンタフトブラシの詳しい使用方法は、スタッフまで是非お気軽におたずねください!